思し召しより米の飯
「同情するなら金をくれ」のセリフはインパクトが強かった。流行語にもなったね。安達祐実主演のテレビドラマ『家なき子』は、1994年と1995年に日本テレビの土曜グランド劇場で制作・放送された。おもしろくて毎週見ていたんだ。
そうだよね。おもしろかった。思し召しでは腹がふくれないってね。
同情は思し召しと同じだね。気持ちは餅ではない。分かるかな。気はエアーだからエアー餅だ。エアー餅は落語家が演じる食べ方かな。
「きもち」と「もち」を掛けたんだろ。そういやあ、落語家はいかにもおいしそうに食べる様を演じるね。
エアーギターは知ってる人が多いけど、エアー食事とでもいうか。
エアーなんとかっていろいろいえるよね。だけど、思し召しは口から出るんだね。
そうだよ。口から出る。口から出るものは真偽不詳だ。
口から出るものは煙のようで、口から出たとたんに消えてしまうかも。現実のモノがいい。
いかにも、たこにも現物至上主義だ。
時により、現ナマより現物の方が良い時ありしだ。