生きる力 炎のことば
立体 3D
昨年の大晦日、横須賀市の立体駐車場で
乗用車が5回からバックで転落した事故があったね。
報道ではアクセルとブレーキの踏み間違いだろう
と言っていたけど。
駐車場にバックで止めるとき、
ブレーキだって強く踏み込むことはない。
他の車を見ていてもまずないね。
ほぼゆっくりバックしている。
よくコンビニに突っ込む事故があるけどね。
アクセルとブレーキを踏み間違えることは
まれにあるかもしれないよ。
あせっているときなんか。
運転している人に何かあったんだと思うけど。
そこのところは報道しないね。
そんそうなんだ。
ところで今日は立体について。
立体駐車場、立体交差、立体裁断、立体映画、立体写真なんていうけどね。
立体映画とか立体写真なんていうかい。
立体写真は赤色と青色で印刷された写真
を赤と青のメガネで見ると立体的に見えるやつだよね。
たまに雑誌の付録になるかな。
でも、映画は3D映画って言わないか。
そうだね。
立体映画ではなくて、3D映画になっちゃったんだ。
なら3D駐車場となんで言わないんだろう。
そんな難しいことは分からないけど。
の本尊で江戸時代制作と考えられてきた如意輪観音像が、
7世紀に朝鮮半島で作られた可能性
が高いことがわかったいうニュースがあった。
半跏思惟像という姿だが、
京都の広隆寺にある半跏思惟像と似ているね。
教科書で習った覚えがある。
なんでも、盗まれないように妙伝寺では
3Dプリンターでレプリカを作って、
本物は博物館に預け、本堂にはレプリカを置くって話だよね。
そう、その3Dプリンターだけど、立体印刷機だよ。
でも立体印刷機って言わないんだ。
立体印刷機って言わないね。
印刷ってことばが合わないんじゃないか。
プラスチックを流し込んで立体像を作るんだから、
立体印刷製造機かな。
便利になったね。
便利になった。
便利になったんだけど、偽物を作りやすくなった。
レプリカっていうと感じがいいけど、偽物じゃないかい。
偽物というより、複製だぴったりじゃないか。