ゾウ
甲骨文字
長い鼻、丸く大きい背中と胴、尻尾がありゾウの特徴をとらえています。
お尻を地面につけて立っています。
殷の時代には黄河にゾウがいたのです。
象を獲るか
古代中国の殷では象が捕獲できるか、と占っています。
ゾウは力持ちですから、捕獲して労働に使ったのでしょうか。
象牙を取って工芸品を作っていたのでしょうか。
楷書
長い鼻、頭、4本の脚、尾があります。
甲骨文字と同じ姿で現在残っています。
3200年基本的な形は同じではないですか。
現在、ゾウは象牙を取るために乱獲され
数が少なくなっており、象牙の取引は国際的に禁止されています。
中国語では象牙の「象」と吉祥の「祥」が同じ発音で、縁起が良いとされています。
役人などに贈り物にするために象牙が好まれ、
大量の象牙が必要とされ、アフリカに密猟の組織を作り密輸しているようです。
中国、香港、台湾、シンガポールの中国料理店では
当然のことながら中国の箸が出てきます。
白いプラスチック製ですが、象牙を模したものです。
箸の先が太く、細かい食べ物をつかむのには向いていません。
韓国の箸は箸先が中国の箸より細くなっていますが、
日本の箸よりは太いです。
韓ドラを見ていると
ご飯は箸よりも匙で食べています。
韓国の箸で細かいものをつかむのは難しいようです。