生活に活力を 炎のことわざ
大山鳴動して鼠一匹
いやいや頭の黒い鼠が…
オリンピック会場が、長沼はダメ、横浜難しい。
結局、有明で行うことになれば『大山鳴動すれども鼠一匹』
というじゃないか、と記者に質問された小池百合子都知事は
怒りを笑顔で包んで、答えたよ。400億円も削減したじゃないですか。
頭の黒いネズミがいたってことだ、と。
12月2日の都知事定例会見でのこと。
大山鳴動すれども鼠一匹って、
ラテン語の「山々が産気づいて、滑稽なハツカネズミが一匹生まれる」
からでた西洋のことわざ、だって。
ええ、大山鳴動すれども鼠一匹って西洋のことわざだったんだ。
大山は泰山とも書くらしいから中国の故事かと思ってた。
そんな感じがするよね。
頭の黒いネズミって誰だろう。
大山鳴動して出て来るのは小さなハツカネズミだし。
頭の黒い鼠は、『大辞林 (第三版)』を見ると
「〔頭髪の黒い人間を鼠になぞらえていう〕 物がなくなった時に、
身近にいる人間が盗んだのだろうということを暗にいう言葉。」
と説明しているね。
ほんとは、かわいいハツカネズミが税金に群がる腹の出た
ドブネズミだったってことかなあ。
金をくすねて贅沢して腹が出たってことだな。
頭の黒いネズミといっても、頭の白いネズミもいるんだろうね。
はげたのもいるかも。
頭の黒いネズミは、ねこばば(猫糞)ネズミ。