こころを動かす 炎のことわざ
義を見てせざるは勇無きなり
🐻 時に元禄15年江戸の夜風を震わせる山鹿流の陣太鼓…
いよいよ今日は四十七士の討ち入りの日だね。
🐡 山鹿流に陣太鼓はド~ン、ド~ンといった感じかなあ。
ドンドンドンだと近所迷惑だ。苦情殺到!
🐻 最も山鹿流の陣太鼓はないとかいうけど。日本の年末は忠臣蔵だ。
テレビ朝日は10日に
「古舘トーキングヒストリー~忠臣蔵、吉良邸討ち入り完全実況~」
を放映したよ。やっぱり、忠臣蔵だ~っ。
🐡 忠臣蔵では、四十七士というのは単に人数を言っているだけだけど、
🐻 浪士は浪人で、幕末の新選組は壬生浪とかいわれた。
義士は忠義に士という意味になるから、そう評価する人たちの見解だろうね。
🐡 仇討ちか、復讐か、どう見るか見解が分かれるということだね。
🐻 そうだ。主君に対する忠義とみれば義士だね。
🐡 ところでNHK大河ドラマ「真田丸」は真田信繫が「幸村」を名乗って
大阪城に乗り込んでから、着る者が派手になったよ。
緋色に六文銭白抜きの陣羽織なんかは他の武将を圧倒してる。
先日の真田丸での合戦では馬の飾りは、まるでチャグチャグ馬コのようだった。
最終回の予告を見ると、赤備えの幸村軍の騎馬隊は圧巻、色どりも鮮やかだね。
🐻 それに対比して忠臣蔵は火事装束だ。夜陰にまぎれて、徒党を組んで
あるいても怪しまれないように地味な火事装束なんだね。
🐡 これまで、ずっと地味な衣装だったから。赤備えの幸村軍は
花に例えると椿じゃないか。
花が散る時、大輪の花が花ごと地面に落ちる。
まさに幸村の最期にふさわしいんじゃないか。
🐻 それに対比して忠臣蔵は、地味な火事装束だから、蓑虫のようだ。
枯葉の中に紛れている。吉良邸の隣の旗本土屋主税邸では、
警備のためと称して吉良邸との境の塀沿いに高張提灯を並べたそうだ。
まるで、ナイターの野球場のようで、蓑虫にスポットライトが当たったようだよ。
🐡 古舘さんが実況中継できそうだね。