赤と白で紅白とは
紅白
紅一点 白眉
1日3日のチラシは赤と白が目立ったね。
福袋は赤地に白抜き文字だよ。
そうだね。金色も多かったようだね。
蟹の広告は真っ赤のような感じがする。
真っ赤な処に白い筋が入ってる。
お節料理にはダイコンとニンジンのなます、
かまぼこは紅白があるね。
うん、酢だこも紅白だ。外側は赤く着色してあるよ。
正月はおめでたいから紅白なんだろう。
でも、かまぼこはそれぞれ赤と白じゃないか。
大根は白、ニンジンは赤だ。
紅は「あか」とは普通読まないんじゃないかい。
「くれない」とか「べに」でしょ。
赤と白の組み合わせになると紅白になっちゃう。
最近は赤白ともいうけど。
でも赤白歌合戦とは言わないよね。
不思議だね。
中国では色の赤という字は使わないようだ。
紅だよ。紅旗、紅軍、紅十字、紅色娘子軍など、紅を使う。
中国では紅に特別な思いがあるんだね。
そうかもしれない。
赤という字は甲骨文字にあり、古い字なんだけどな。
日本では古い時代にはどうだったの。
よく源平の合戦で源氏の白旗、平家の赤旗っていうじゃない。
でも、赤と白の組み合わせになると紅白になっちゃうんだね。
ことばの習慣だね。
ところで紅白お節料理合戦をしたらどっちの勝ちだろう。
ダイコンとニンジン、かまぼこ、たこは
赤と白がそれぞれないと成り立たない。
紅一点や白眉はなし、だから引き分けだ。