生き抜く力 炎のことば
人生いろいろ
おなやみ相談 悩みのどつぼ
成人の日は午後から晴れてよかったね。
娘さんたちが振袖を着て、
なぜか白いふわふわの襟巻をまいてたね。
ふわふわがもりあがるんじゃないかい。
昨年の末、NHK第一ラジオで
「篠田麻里子のお悩み相談室」をやっていた。
女性の悩みの相談だったよ。
「お悩み相談」はTBSラジオの
「ジェーンスーのお悩み相談」があるね。
人生相談って昔は身の上相談と言っていたかなあ。
読売新聞では1914年(大正3年)に「身の上相談」を
始めたそうだ。戦後「人生案内」として再スタートした。
「ジェーンスーのお悩み相談」は先日、
子どもの名付けで「なる」と名付けて
皆その名前で呼んでいるけど、よかったのか悩んでいる、
という相談だった。
「ジェーンスーのお悩み相談」は幅広くておもしろい。
「奈落に落とされた男と女」なんて週刊新潮の
見出しみたいなCMやってるよ。
そりゃいかにもってやつだ。のぞき見趣味かな。
読売新聞の「人生案内」は
増田明美さんは暖かい、それぞれ回答者によって面白い。
出久根達郎さんは回答を小説にしちゃうんじゃないか。
そんな感じだよ。
朝日新聞は土曜別刷りに「悩みのるつぼ」があり、
日本経済新聞は土曜別刷りに「なやみのとびら」がある。
「悩みのどつぼ」にはまったら這い出すのにたいへんだ。
少年の性の悩みだったかな、
上野千鶴子さんの回答が問題になった。
それだけおもしろく読んでいるんだろうね。
新聞やラジオ局によって内容はさまざまだね。
明るいのから暗いのまで。
回答者の身が入りすぎて怖いくらいだった。
成人式に人生相談の話は役に立つか。
10年、20年経って、人生へろへろになったときに
酔ってべろべろになるんじゃなくて、
ミケにぺろぺろ舐められるような癒しを得る方法を教えたらどうか。
結婚式によく話す「まさかの坂」のようなものだね。
成人の年代だって鬼親の相談は出て来るよ。
鬼親の糸に縛られているって人生の大問題だよ