日本一を街角探検
埼玉県の人形の街といえばどこでしょう。
岩槻を挙げる方もいらっしゃるでしょう。
歩道が広くゆったるとした街並みができあがりました。
大きな人形店もあります。
ところが戦前は鴻巣の方が栄えていました。
中山道の宿場町で、戦前は人形に関わる店が軒を連ねていました。
鴻巣市ではびっくりひな祭りを行っています。
どんな日本一があるのか街角探検に出掛けました。
JR鴻巣駅前のロータリーには人形の町のモニュメント
とコウノトリがありました。
日本一の花火玉があるんですね。
駅前にあるエルミこうのすはショッピングセンターになっています。
ショッピングセンターの吹き抜けにありました。
ひな人形のピラミッド。
エスカレーターで3階に昇って、上から眺めてみましょう。
びっくりひな祭りの垂れ幕が主役になります。
ピラミッドの頂点のお雛様を写真に撮ろうとしましたが、
お手軽カメラのレンズでは
明るさが足りなく、ピンボケでありました。
2階に降りて見ました。
頂点のお雛様はここでも写真を撮りましたがまたもやピンボケ。
手振れです。
いよいよ一階で本格的にじっくり見るとにします。
ピラミッドの横では鴻巣の特産物を売っています。
ありました。川幅日本一の川幅うどん。
鴻巣市と吉見町の間を流れる荒川の川幅は2,537メートルあり、日本一です。
鴻巣市HP
普段の川幅は数十メートル程度で、橋の上からみると大したことはないんですが、
国土交通省は河川敷を含めた堤防間を「川幅」と定めています。
さてひな人形です。
ピラミッドの前には前庭のように平らにひな人形が並んでいます。
人形だけでなく小物もあります。
箪笥、鏡、食器など調度品や籠、牛車などなど。
下から見上げると圧巻です。
高さ7メートル、32段。飾るのも大変でしょう。
見終わったら、隣のショッピングセンターのパン屋さんで
パンとホットコーヒを買ってもぐもぐタイムです。
これから「ひなの里」に向かいます。
そこにも日本一があります。
エルミこうのす会場を出て、
右側に鴻巣産業観光館ひなの里があります。
近くには人形店がいくつかあります。
鴻巣産業観光館ひなの里は特産物の販売と展示スペースからなっています。
売店の奥にはひな人形がぎっしり展示されています。
享保雛
芥子雛
珍しいひな人形がてんこ盛り状態です。
人形の作り方の展示がありました。
中庭に出ると、向かいに展示館があります。
壁にもいろいろなひな人形が所狭しと並んでいます。
展示館に入り、
2階に上がると
大きなひな人形が展示されています。
左のひな人形は大きな、と思って見ていると、
説明係の方が、
「この大きなひなは屋台に着けるひな人形です。
右側が日本一の大きいひな人形です。
こんな大きさのひな人形がなぜ日本一の大きい人形を
思われるでしょう。
実は既製品のひな人形で日本一の大きさなんです。」
そうですか、そうですか。
たしかにこんな大きな人形は人形店ではあまり見かけません。
2階にはつるし雛などおもしろいひな人形があります。
まさにひな人形がびっしりつまった館です。
さて、特産物販売コーナーで買った「おひな最中」で
もぐもぐタイムとしましょう。