炎の四字熟語
雲煙過眼
縞のかっぱに三度笠、足のむくまま気のむくままに…。
行雲流水の雲水じゃないけど、そんな旅をしてみたいな。
お金があってならいいけ。旅がらすはあっちの親分こっちの親分の
世話になり、雲水は喜捨をたよりにじゃ、つらいんじゃないか。
たしかに。くもやかすみが眼の前を通り過ぎ、とどまらない、
物事に執着しないという意味なんだ。
そういう意味では旅がらすや雲水はその通りだね。
行雲流水、行雲流水、自然が移り変わるままに、
自然に生きることにあこがれているんだ。
水は高いところから低いところへ流れ、どんな狭いところでも入ってゆく。
水を貯めて一時に流せば物を破壊する力もある。水って不思議な存在なんだね。
東洋哲学、老子の思想だね。
水の偉大な力に注目し人生訓にするなんて天才だ。
川は流れる。静かに流れる。
それは一面だけど川の流れを見ているとあきないね。
子どもの田舎で育って、川のせせらぎが子守歌替わりだったから。
川のせせらぎを聞くと心が休まる。
セラピーのCDもあるよ。都会の人にオアシスを…