生きる力 炎のことわざ
犬も歩けば棒に当たる
「いろはかるた」「百人一首」が本屋さんにあったよ。
お正月にはかるたを楽しむんだろうね。
「いろはかるた」の最初は「犬も歩けば棒に当たる」でしょ。
そう、それで「犬棒かるた」なんていわれんだよ。
だけど関西では「一寸先は闇」なんだね。
「一寸先は闇」なんてたしかにそうだ。
「まさかの坂」はいつ現れるか分りゃしない。
「犬も歩けば棒に当たる」ってどんな意味だろう。
犬も歩けばおいしいものが落ちている、
なんてラッキーなこともあるって意味かなあ。
棒というのは江戸時代に
六尺棒、乳切木、心張棒なんかを、
投げて犬の当てる、
犬からみれば棒を投げつけられる、
ひどい目に遭う、禍に遭うという意味が本来なんだって。
ラッキーの意味は新しい解釈なんだ。
そうだったんだ。
新しく「犬か、あっ驚いた」なんてよく見かけるよ。
「犬さ、犬さ、犬なのだ」なんてどうだ。
それなら「犬とあるけば犬友に」。
よし「犬に落とし物を教えられ」は。
「犬ね、あなたはホントに犬なのね」
「犬の餌は俺より高級」
「犬は歩けばフンをする」なんてね。
「犬へ一言、長生きしろよ」ペットロス予備軍。
「犬め、俺よりおいしいものを」恨めしい。裏飯や~。
「犬も歩いて健康増進」
「犬やよいこだ、おりこうさん」犬はほめて育てる。
暴力体質の体育会系も学べ。
「犬よ、元気でいつまでも」
犬は家族の一員だ。
しっかりリードで結ばれてるよ。