心豊かな生活に 炎のことわざ
鳶に油揚さらわれた
お花見で弁当を食べていたら、トンビにおかずを取られたなんて
テレビや新聞のニュースになるね。
寒くなっても河川敷でBBQをしている人達がいるけど、
焼き肉は取られないようだ。
火を燃やしているから近づかないんだよ。
川の上でゆっくり輪を描いて飛んでいる姿が
トンビの定型化されたイメージじゃないかい。
そうだね。いったいトンビは何て鳴くんだろう。
ヒューヒューか。ピーヒョロか。
このあいだ、人造湖の遊歩道近くの杭にトンビが止まっていた。
上空を飛んでいなかったんだ。
うん。で、近くの木にカラスが何羽か止まっていた。
少しして、1羽のカラスがトンビに襲い掛かったんだよ。
たまらずトンビは遊歩道の反対側の木の中に逃げ込んだ。
カラスはまたまわりの木の枝に止まり、すぐにトンビを襲った。
またトンビは逃げて行った。
カラスは集団行動するんだね。
同じようなことが1か月ほど前に、山の上の牧場であったよ。
山の上にトンビがいるんだ。
ネズミでも獲るのかな。トンビが1羽のカラスを追っていた。
カラスがアーアーと鳴くと、どこからともなく、7、8羽のカラスが
飛来してトンビに襲い掛かり、トンビは攻撃をかわしながら様子を
見ているようだったけど、たまらず逃げて行った。
トンビがカラスの縄張りを荒らしているのかなあ。
それにしてもカラスの集団はすごい力だ。
トンビに油揚さらわれた、じゃなくてトンビを追い出したんだから。
悠々と輪を描いて飛んでいる姿を見ると余裕を感じるけど、
実情はカツカツなのかな。
川の魚は減っていないのかな。
トンビが川に急降下するのを見たことがある。
でも魚が少なくなっているなんて聞いたことがないけど。
じゃあ、カラスが増えていて、川の近くの雑木林に縄張りを増やしているか。
そんな調査・研究している学者はいないだろうね。