強く生きる 炎のことば
安倍晋三記念小学校
大阪豊中市の国有地を格安に払下げて問題になっている。
その払下げ先が安倍晋三記念小学校で当初寄付を募っていた森友学園で、
今は「瑞穂の國記念小学院」と言う名で開校準備が進んでいる。
首相は「安倍晋三記念小学校」の打診があったので断ったと言ってるね。
そうなんだ。
「安倍晋三記念小学校」は最強のキャッチコピーになるからね。
水戸黄門の印籠より強力だ。
そんなの勝手に使われて尻ぬぐいすることになったら大変だ。
でも、昭恵夫人は名誉校長のままだったのが、
今日の首相答弁でやめたと言ってた。
騒がれてやっと。
軍歌の合唱をしているので有名なんだ。
「瑞穂の國記念小学院」というのも独特だね。
明治神宮に散歩に行ったら
御札を売るところに「教育勅語」が置いてあった。
ご自由にお持ちください、と書いてあるのもらってきたよ。
ひっくり返すと「五箇条の御誓文」になってるんだ。
発行は明治神宮社務所となってる。
「教育勅語」を無料で配るなんて大盤振る舞いだね。
大盤振る舞いだね。
なにか目的があるんだろう。
大事にもらって来る人は多いのかな。
観察していなかったからわからないけど。
「教育勅語」は難しいね。
それはそれとして、明治神宮の森がすばらしいね。
作られた森なんだけど、
経年の植生の変化を計算しているのですばらしい森になってる。
散歩道として最高だ。
代々木駅から原宿駅まで歩くのにもいいね。
あ、「教育勅語」には「爾臣民」なんてことばが出て来るよ。
「国民の皆さん」と現代語訳している。
「臣民」ってどういう意味?
デジタル大辞泉では
「しん‐みん【臣民】君主国において、
君主の支配の対象となる人々。
ブリタニカ国際大百科事典では
「臣民(しんみん):一般に君主国において君主の支配対象とされる者をいい,
日本では,通例大日本憲法下における皇族以外の国民を称し,
天皇への絶対的服従がその規範であった。
と説明している。
なんだ、現代では「臣民」なんて言わないんじゃないか。
言わないんだ。
明治神宮社務所の意訳は正しくないけど、
ありがたい人やなつかしむ人もいるんだろう。
考え方は人それぞれだから。
一方的に敵意をもって攻撃するのはヘイトスピーチだ。
それぞれを尊重することが大切なんだね。