生き活きことわざ ことばの力餅

ことわざは生きたことば。ポジティブなことばがイキイキした心をつくり、ポジティブな心が世界に一つだけの金メダルにつながります。ことばは心の力餅です。

稀勢の里優勝で酉年はホントの鷲は活躍するのかな…

相撲の世界 のことば

 

荒鷲 玉鷲

 

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 大相撲8日目、荒鷲白鵬をよりきりで破った。

      新聞では「白鵬不覚」と荒鷲がまぐれで勝った

      みたいに書いてる。

      藤島審判長は

    「まさかの展開。稽古場で1千回やっても白鵬は)

     負けないですよ」と驚きを隠せなかった。」だって。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain でも、それまで16敗だったんでしょ。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain そうなんだけど、その1勝は鶴竜を破ってのだからなあ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 似たようなしこ名の関脇・玉鷲は同じ部屋なのかい。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 荒鷲は峰崎部屋、玉鷲は片男波部屋だ。

     峰崎部屋は練馬区にあるんだ。

     畑がある田園的なところ、前相撲の若い子が

     公園でコッペパンをかじっているのを見たことがある。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 小さい部屋だけど関取が出たんだね。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 今年は酉年で、荒鷲、玉鷲なんか縁起がいいはずだ。

      今日は玉鷲と荒鷲が土俵に上がって、玉鷲が勝った。

      二人はモンゴル出身で仲がいいらしい。

      勝負で勝った方がホントの鷲だと言ってるんだって。

       ところで、白鵬鶴竜松鳳山、千代鳳と鳥に関係あるしこ名があるね。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain ホントの鳥はワシとツルだけだ。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain そうだよ。鷲は鳥の中で最強だから。

       モンゴルの国鳥はオジロワシだ。

       日本は何だか知ってる。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain ツルかい。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 違う、違う。キジだ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain キジか。桃太郎のお供をした。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain キジは河川敷でたまに見かけるよ。

      メスは茶色の羽根、オスはきれいなんだ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain けっこう身近にいるんだね。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 桃太郎のお供は、イヌ、サル、キジだ。

      みんな身近にいた動物なんだ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain たしかに。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain モンゴル出身では旭鷲山がいたね。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 日本出身ではいないの?

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 鷲羽山という力士がいた。

      出羽の海部屋所属で、小兵だけど関脇で活躍した。

      鷲羽山は出身地からの命名だよ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 日本ではワシよりタカじゃないか。

       鷹狩りはあるけど鷲狩りはないもの。

 

 

谷川会長辞任涙にじむ会見いろはがるた論より証拠…

生きる力 のことわざ

いろはがるた

ろんよりしょうこ

ろんごよみのろんごしらず

 

  

f:id:kanjitan:20170119204247j:plain 別冊太陽「いろはかるた」(平凡社

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain いろはかるたの2番目は「ろんよりしょうこ」。

   これは江戸で、上方は「ろんごよみのろんごしらず」なんだ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain いろはかるたの人物が持っているのは何だい?

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 藁人形だ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 藁人形? 何に使うんだろう。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 丑三つ時に神社の木に五寸釘で藁人形を打ち付けるんだ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 何のためだ。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 呪い殺すためだ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 藁人形の心臓を釘で打ち抜くのかい。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain まあ、そういうことだ。

   呪い殺す相手を藁人形で見立てるわけだろう。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain そんな恐ろしいことをしていたのか。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 呪いの呪文もあるようだけど、

   呪い殺そうとした証拠が藁人形ということなんだろう。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain だけど、「ろんよりしょうこ」って

   本当のことをついてないかい。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain そうなんだ。

   えん罪で死刑判決を下された人が

   再審で無罪になることがままあるよ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain そうだよ。警察が悪だくみして自供を強要したりしたんだね。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 心理作戦で追い詰めたりするんだって。

    証拠だって捏造しちゃうんだ。

    そんなことして警察や刑事が得することがあったんだろうね。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 犯人にしたてて一兆上がりってことがあったんだ。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain だから、「ろんよりしょうこ」って

   自供より証拠っていう原則を言っているんだね。   

   日本将棋協会の谷川会長が辞任する。

   竜王などのいいつのりに押された結果、

   証拠のない三浦さんの処分をしちゃったんだな。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain なるほど。で、江戸時代にはでっちあげはあったんだろう。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 拷問でやったことにさせられちゃうことがあっただろう。

   それで、上方では「ろんごよみのろんごしらず」なんだ。

  「ろんごよみ」は儒学者のことだけど、

   立派なことを言ってるけど、

   口だけで、行いがなっていない

   ことを言ってるんだ。

  「ろんよりしょうこ」と

   一脈を通じるところがある感じがする。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 医者の不養生、紺屋の白袴なんていうのと同じ部類かな。

学業成就試験合格神頼みの陣に突入…

季節のことば 

学業の神様・仏様

 

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain センター試験は、地方によっては大雪になり

   開始時間に間に合わなかったところもあった。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 雪により亡くなった方、負傷して方もいるくらいだもの。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 雪が2メートルも積もるなんて想像もできないけど、

   山形県秋田県に行くと道路脇に紅白だったか

   長い棒が立っているんだ。

   雪が積もった時の道の場所を示すんだろうと思った。

   そんな中試験に向かう受験生はたいへんだ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 神社に初詣に行ったら、

   絵馬に「希望大学に合格しますように」

   と書いたものがかなりあった。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 天神様を祀った天満宮ではないでしょ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 出世開運の神様で、参拝者に偉い人の名前がたくさん書いてあったよ。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain そこでも学業のお願いが書いてあるんだね。

   学業成就・合格祈願といえば天満宮だ。

   文京区湯島にある湯島天神は学問の神様と銘打っている。

   合格祈願の絵馬がたくさんあるよ。

   梅の名所としても有名だけど。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 湯島通れば想い出すお蔦主税の心意気知るや白梅…

   なんて歌謡曲があったね。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 懐かしのメロディだよね。

   お蔦主税なんて何のことか知らないけど、

   梅が有名だと歌謡曲でも歌っている。

   初詣は湯島天神から神田明神へ回るのが習わしになっている。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 習わしというのも古いね。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain そうねえ、古いよね、湯島天神神田明神も。

   地下鉄にちょっと乗れば浅草寺だって回れる。

   けど混み過ぎてたいへんだ。

   あ、天神様の話だった。

   天満宮菅原道真公を祀っていて、

   学問の神様として有名でしょ。

   江戸の天満宮では亀戸天神も有名だ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 神様は分かった。学問の仏様って何?

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 虚空蔵菩薩文殊菩薩かな。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 三人寄れば文殊の知恵というあれだね。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain そうあれだよ。

   虚空蔵菩薩は記憶力、

   文殊菩薩は判断力を授ける

   とか言うらしいけど、両方お参りするかね。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain お参りするだけで授けられるならうれしいけど。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 神様、菩薩様のお守りや滑り止めの砂の入ったお守り、

   キットカットをポケットに忍ばせて臨めばばっちりだろう。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain だけど、お天気にする神様もあったらいいね。

酉年おとりさまってどんなトリ

生きる力 のことば 

 

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 今年は酉年だからお酉様をしている神社は

   大盛況だろうね。

   初詣の人出も多かったんじゃないか。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain お酉様って酉の市のことかい。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain うん。酉の市をお酉様というんだ。

   お酉様をしている神社は

   大鳥神社大鷲神社鷲宮神社なんかだよ。

   鳥、鷲のつく神社だ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 大鷲神社は、大きな鷲と書くから

   大きな鷲と関係あるのかい。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 大鷲とかいて「おおわし」とは読まないね。

   「おおとり」でしょ。

   大鳥神社はそのまま「おおとり」だよね。

   埼玉県鴻巣市の鴻神社は「こうじんじゃ」だけど、

   「鴻」は「おおとり」と読むよ。

   「おおとり」は大きなとりで、

    ハクチョウ、ツル、コウノトリなんかをさすようだ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 小鳥はスズメ、ツバメなんかの小さなトリだものね。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 鷲宮神社の門前の大酉茶屋では

   鳥のぬいぐるいみを売っているけど何だかわからない。

   鷲宮神社の境内には孔雀がいるんだ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 鷲宮神社の祭神は孔雀かい。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 武夷鳥命(たけひなとりのみこと)だ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 鳥が入っている珍しい例だね。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 「おおとり」神社の祭神は

   日本武尊の白鳥伝説と関係があるらしい。

   白鳥は「おおとり」だね。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain そうか、おおとりは白鳥だったんだ。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 神社の中には祭神を日本武尊としているところは多いよ。

   埼玉県秩父市にある三峰神社もそうだ。

   山の上の神社で、山岳信仰の神社だよ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 御岳神社のように犬が狛犬になっているよね。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 山犬は神のお使いとされているようだ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 三峰神社は最強のパワースポットでもあるよ。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 鳥は古代の人々には特別な思いがあったようで、

   弥生時代の遺跡から木で作った鳥が出土している。

   後の神社の鳥居と関係があるかもという学者もいる。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 鳥の中でも日本武尊が白鳥に

   化身したくらいだから格別の存在だったんだろう。

人生へろへろ酔ってべろべろミケがぺろぺろ…

生き抜く力 のことば

 

いろいろ

おなやみ相談 悩みのどつぼ

 

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 成人の日は午後から晴れてよかったね。

   娘さんたちが振袖を着て、

   なぜか白いふわふわの襟巻をまいてたね。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain ふわふわがもりあがるんじゃないかい。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 昨年の末、NHK第一ラジオで

   「篠田麻里子のお悩み相談室」をやっていた。

   女性の悩みの相談だったよ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 「お悩み相談」はTBSラジオの

   「ジェーンスーのお悩み相談」があるね。

    人生相談って昔は身の上相談と言っていたかなあ。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 読売新聞では1914年(大正3年)に「身の上相談」を

   始めたそうだ。戦後「人生案内」として再スタートした。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 「ジェーンスーのお悩み相談」は先日、

   子どもの名付けで「なる」と名付けて

   皆その名前で呼んでいるけど、よかったのか悩んでいる、

   という相談だった。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 「ジェーンスーのお悩み相談」は幅広くておもしろい。

    ニッポン放送の「テレフォン人生相談」は

   「奈落に落とされた男と女」なんて週刊新潮

    見出しみたいなCMやってるよ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain そりゃいかにもってやつだ。のぞき見趣味かな。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 読売新聞の「人生案内」は

   出久根達郎さんのはユニークだし、

   増田明美さんは暖かい、それぞれ回答者によって面白い。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 出久根達郎さんは回答を小説にしちゃうんじゃないか。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain そんな感じだよ。

   朝日新聞は土曜別刷りに「悩みのるつぼ」があり、

   日本経済新聞は土曜別刷りに「なやみのとびら」がある。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 「悩みのどつぼ」にはまったら這い出すのにたいへんだ。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 少年の性の悩みだったかな、

   上野千鶴子さんの回答が問題になった。

   それだけおもしろく読んでいるんだろうね。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 新聞やラジオ局によって内容はさまざまだね。

   明るいのから暗いのまで。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain ニッポン放送の「テレフォン人生相談」を聴いてみたら、

   回答者の身が入りすぎて怖いくらいだった。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 成人式に人生相談の話は役に立つか。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 10年、20年経って、人生へろへろになったときに

   酔ってべろべろになるんじゃなくて、

   ミケにぺろぺろ舐められるような癒しを得る方法を教えたらどうか。

   結婚式によく話す「まさかの坂」のようなものだね。

   成人の年代だって鬼親の相談は出て来るよ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 鬼親の糸に縛られているって人生の大問題だよ

いろはがるた犬棒で遊ぶ…

生きる力 のことわざ

 

も歩けばに当たる

 

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 「いろはかるた」「百人一首」が本屋さんにあったよ。

      お正月にはかるたを楽しむんだろうね。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 「いろはかるた」の最初は「犬も歩けば棒に当たる」でしょ。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain そう、それで「犬棒かるた」なんていわれんだよ。

       だけど関西では「一寸先は闇」なんだね。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 「一寸先は闇」なんてたしかにそうだ。

     「まさかの坂」はいつ現れるか分りゃしない。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 「犬も歩けば棒に当たる」ってどんな意味だろう。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 犬も歩けばおいしいものが落ちている、

      なんてラッキーなこともあるって意味かなあ。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 棒というのは江戸時代に

   六尺棒、乳切木、心張棒なんかを、

   投げて犬の当てる、

   犬からみれば棒を投げつけられる、

   ひどい目に遭う、禍に遭うという意味が本来なんだって。

   ラッキーの意味は新しい解釈なんだ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain そうだったんだ。

   新しく「犬か、あっ驚いた」なんてよく見かけるよ。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 「犬さ、犬さ、犬なのだ」なんてどうだ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain それなら「犬とあるけば犬友に」。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain よし「犬に落とし物を教えられ」は。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 「犬ね、あなたはホントに犬なのね」

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 「犬の餌は俺より高級」

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 「犬は歩けばフンをする」なんてね。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 「犬へ一言、長生きしろよ」ペットロス予備軍。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 「犬め、俺よりおいしいものを」恨めしい。裏飯や~。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 「犬も歩いて健康増進」

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 「犬やよいこだ、おりこうさん」犬はほめて育てる。

    暴力体質の体育会系も学べ。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 「犬よ、元気でいつまでも」

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 犬は家族の一員だ。

   しっかりリードで結ばれてるよ。

たかがめだかというけれどたかいめだかが…

生きる力 のことわざ

 

高も魚のうち

 

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain メダカが人気になっているそうだよ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 用水路でメダカの取り合いしているのかい。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 用水路で泳いでるメダカじゃないんだ。

   「メダカ」と書いたのぼりを見ない。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 見たことないな。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain そうか。メダカを養殖して売ってるんだよ。

   メダカの専門店だね。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain たくさん養殖して食べるのかい。

   シラウオみたいに。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain そうじゃないよ。

   珍しいメダカを作っているんだ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 珍しいから高く売れるんだね。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 光るのやオレンジ色のやらあるそうだ。

   品種の掛け合わせで珍しいのができるんだって。

   高いのは何万円もする。数千円のはざらだって。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain それじゃあ、儲かるね。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain 儲かるから店が出せるんだよ。

   「目高も魚の内」っていうけれど、馬鹿にはできない。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain でも元は用水路のメダカだろう。

   目高も魚の内だったんじゃないか。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain そこから品種改良を重ねたんだ。

   目高のサラブレッドとでもいうのかな。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain 用水路でメダカをとってきて飼ってみようかな。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain メダカの学校っていうけれど、メダカは群れて泳いでいるね。

   金魚の糞っていうけれど、金魚の糞みたいに群れている。

   金魚とはスピードが違うけどな。

   メダカって早い、オリンピックの選手みたいだ。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain メダカの学校で泳ぎの練習してるのかなあ。

   それともダンスのレッスンか。

f:id:kanjitan:20161212210218j:plain メダカの人気は、メダカの学校の生徒が

   アイドルになったようなものかもね。

f:id:kanjitan:20161212210259j:plain MDK48なんてユニットを作ったりして。