生きることば 炎のことわざ
飛び火
降りかかる火の粉は払わねばならぬ
糸魚川市の大火事、30時間たって鎮火したね。
昼過ぎにテレビを見ていたら、出火元のラーメン店と
白いビルを挟んだ家が燃えていたんじゃないか。
強い風と狭い道路で消火活動防が十分できなかったようだけど。
折からの強風で、飛び火がすごかった。
飛び火と軒を連ねた家が延焼した。住宅密集地だから。
飛び火って100メートルも飛ぶんだって。
まるで火矢のようじゃないか。
住民は避難したけど、家が気になって気が気じゃなかったろう。
火矢を放たれてはたまったものじゃないよ。
それで遠くへ。
昨日の夜のニュースで大学教授が、降りかかる火の粉は
払わねばならぬ、っていったけど消防はそこまでできないよ。
江戸時代の火消は、延焼しそうな家は取り壊してしまったそうだ、
江戸時代の庶民の家はばらっくのようなもの。
だから簡単に壊せたんだ。
宵越しの銭は持たない。
明日はどうなってるかわからないから。
今の時代はしっかり長持ちを競ってるよね。
安心の50年保証なんていってる。
木造モルタルは延焼を防ぐため。
焼け跡でモルタル外壁だけ残っているのはすっごく無惨だな。