力強く生きる 炎のことば
安全と安心
東日本大震災から6年が経った。
あの時は6時間かかっって歩いて家に帰ったよ。
ビルの7階にいたけど揺れが半端じゃなかった。
電車が止まり、自宅待機が何日か続いたね。
スーパーも流通が止まって品薄になった。
ガソリンも止まって難渋した。
でもそれは一時的に生活が不便になったけど、回復することだったんだ。
深刻なのは放射能汚染だった。
東北大学だったか御用学者がにこにこした顔で
○○シーベルトの数値なら安全だ、とかテレビで言ってたな。
今にまで続く放射能汚染でいじめられるもとになったのは
御用学者たちのせいだと思う。
数値が基準を下回っているから安全だとしか言わなかった。
長野県の医師が語っていた。
御用学者が何か隠しているとか、ほんとに安心できるのか疑問が多かった。
そこで、科学的な数値で安全だと言っても、
安心できない人たちがいるということが分かった。
豊洲の地下水から基準を大幅に超えるベンゼンが検出されたという。
なんでも、これまでのところとは違う地点の地下水を採取したんだってね。
都庁の幹部に中には小池さんに敵対する勢力もあるだろうな。
そんなところへ築地の地下も汚染されていると発表された。
検査結果は去年のものだった。
小池さんの判断しにくいをように情報を操作しているんじゃないか。
小池さんの味方をするわけじゃないけど。
石原さんに恩義がなくても職員は自分たちで仕切りたいんだ。
首根っこをつかまれるような政治家は嫌なんじゃないか。
混乱作戦かもしれない。
小池さんが失脚するのを狙っているかもね。
少なくとも発言力の低下を狙っているのか。
放射能の話に戻るけど、ある専門家は講演で数値は安全だという話をする。
そのあとで質問を受ける。先生なら戻りますかと。
その専門家は私は戻ります。
子供や孫は戻させません、と答えると言っていた。
まだ分からないことがあるかもしれないからと。
小児がんのことだってわからないことがあるわけだから。
戻るか戻らないか判断は難しいね。
安全と言われても安心できるかできないか。
それぞれが判断して、他の人はそれを尊重しなければいけないんじゃないか。
そうだ。批判しちゃいけない。それぞれ考えて結果なんだから。
安全、安心の安は古代には同じ意味だったんだね。
なんで分かるの?
安と言う字の甲骨文字は家の中に女性が座っている
姿を表しているんだ。
つまり、安全な家の中に居て安心しているって訳だね。
その通りだよ。
安全なところにいれば安心というのが本来だったんだ。